バイト・アルバイトの基礎知識や常識・マナー
高校生や大学生、専門学校生など、学費やお小遣いをアルバイト(バイト)で稼ぐ若者が増えています。企業は人材不足で困っている状況で、アルバイターは貴重な戦力として期待されています。また、生活費の足しにしようと専業主婦やフリーターなどがちょっとしたバイトやパートで勤務しはじめるケースも増えているようです。そこで、これからバイトを探して勤務してみたい方、今バイトしてるけどコレってどうなの?と疑問を感じていることなど、理解しておきたい知識や情報をお伝えしていきます。
まず、どんな仕事をするか、何処で勤務するかなど、バイト募集の情報を手に入れないといけません。求人募集の探し方としては、各地の職業安定所(ハローワーク)や地域の情報誌(フリーペーパー)、折り込みチラシや投函される求人広告、店頭での貼り紙など色々な情報が入手できます。その中でも、今主流なのがネットを使って情報を検索する方法です。人材会社ではバイト専門のWEBサイトを開設して、全国各地のバイト求人をリアルタイムで閲覧できるサービスがあります。
希望の会社に募集のあとは、履歴書提出を経て面接や面談が行われます。面接は「試験」ですので、内容により合格・不合格のキーポイントとなります。その職場にマッチしている人材かどうかもありますが、テクニックで面接をクリアする技術もあります。必要以上に心配する必要はありませんが、知っておくと合格の確率がぐっと上がるアドバイスをお伝えいたします。
そもそも、面接が苦手で出来るだけ避けたいような方は、面接がなしでも勤務できるバイトも人気があります。
バイト勤務の際には、事前に決められた条件により福利厚生の幅が異なります。雇用保険や労働災害保険(労災)、社会保険加入の有無など難しい部分ですがしっかり理解しておくとよいでしょう。お給料の条件(各種手当の支給など)についても確認しておきたい事項です。
不法な過酷勤務を強いる「ブラック企業」の問題がありましたが、バイトやパートでも同じく「ブラックバイト」に気をつけなければいけません。労働に関する法律である労基法(労働基準法)に違反する行為も、アルバイターが理解していないと違法に気付けません。バイト代を搾取されたり、不当な労働を強いられないようにブラックバイトについても知識を持っておきましょう。